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臨床データ(メインテナンス結果)

今回、私達早乙女歯科医院メンテナンス部は、メンテナンスを行うことによって、本当に歯が残せているのかを調査しました。

以下のデータは2007年8月31日~2009年8月31日の間に来院された20歳以上の患者様(889人)を対象としたものです。

ただし治療中、途中中断など再評価を経ていない患者様は含まないものとしました。

対象患者の経過年数

メンテナンス中心の診療になって数年のため、対象患者の約8割がメンテナンス継続年数5年以内で、約1.5割がメンテナンス継続年数6~10年でした。

対象患者の経過年数

患者さんの来院状況

  • 定期
    決められたメインテナンスの70%以上の来院かつ2年以上の間隔を開けずに来院されている方。
  • 不定期
    決められたメンテナンスの70%以下の来院だが、継続的にメインテナンスに来院される方。
  • 不良
    不具合があるときのみの来院、メインテナンス目的で来院しない方。

以上の3つに分類しました。

889人の患者様のうち、定期が74%、不定期が13%、不良が13%でした。

患者さんの来院状況

初診時年齢別歯周病進行度

  • 対象患者様の初診時の歯周病進行度を年齢別に表したものです。
  • 縦軸が年齢、横軸が歯周病進行それぞれのステージの割合です。
  • 年齢を重ねるほど、初診時の口腔内状況は悪いのが確認できました。
  • 特に45歳から、歯周病重度の方の割合が急増しました。

→30代までに定期的なメンテナンスを受けて頂くと、将来ご自分の歯を残せる確率が高くなります。

初診時年齢別歯周病進行度

初診時年齢別DMFT

対象患者様の初診時のDMFTを年齢別に表したものです。

DMFTとは、

  • 一人あたりのむし歯(D)
  • むし歯で抜いた歯(M)
  • むし歯で修復した歯(F)

の合計で、集団のう蝕経験を表す指数です。

まず20歳から0~4本の割合が激減します。
さらに35歳から15本以上の割合が急増します。

初診時年齢別DMFT

定期来院と不定期来院の年代別平均喪失歯数

初診から現在までの歯の喪失本数を調べました。

メンテナンス期間が短いため(5年以内の患者さんが8割の為)全体的にそれほど多くの歯を失っていないのですが、年齢が高くなるにつれ、歯の喪失数は高くなります。

54歳までは、
定期来院患者さんと不定来院期患者さんでは、ほぼ倍の差がありましたが、
55歳以上では、
3.5倍もの差がありました。

  • ※定期来院患者さん
    メンテナンスをきちんと受けている方
  • ※不定期来院患者さん
    時々さぼってしまうが、継続してメンテナンスをうけている方

年代別平均喪失歯数

年代別平均喪失歯数

まとめ

継続してメンテナンスを行うことにより、大切な歯を残せることがデータからわかります。

また、より多くの歯を残すためには若い頃から、メンテナンスを行い歯科医院に来院されることが、生涯残る歯の本数に大きくかかわってきます。

より良い人生を楽しく送るため、毎日使う歯を大切にしていきたいですね。

そのためにも皆さんが、歯科医院を上手に利用されることを願います。

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